Visionary Project Compass Service by ASCADE

アスケイドのプロジェクト推進支援サービスVCS
“ Visionary Project Compass Service ”

アスケイドのプロジェクト
の進め方VCSとは

アスケイドの提唱するVCS ”Visionary Project Compass Service” は、お客様の「先見的で」まだ誰も見たことのない「挑戦的な」プロジェクトを支援するためのサービスです。

Visionary Projectの特徴は、まだビジネスになっていないことはもちろん、ビジネスになるかどうかの見通しも立っていない場合が少なくありません。さらに、技術的なシーズはあるが、それがどのように市場に受け入れられるかも定かではなく、手探りでニーズを探るような例もあります。

このようなプロジェクトでは、クライアントやステークホールダーとの「対話」を通して、プロジェクトの現状を「理解」し、プロジェクトの背景や本質に至るまでを「洞察」する。これを不断に繰り返すことでプロジェクトの「ゴール」と「現在地」を常に確認しておくことが重要です。そのためのコンパスの役割を担うのがVCSです。

また、VUCAの時代は、ビジネスのゴールは固定的ではなく常に変化します。ビジネス環境がめまぐるしく変化するようなプロジェクトでは特にVCSは有効なサービスとなります。

VCS概念図

VCS概念図

お客様とビジョンを共有するために

プロジェクトの背景を理解する

図のように、プロジェクトは「企業理念」に始まり「事業戦略」や「課題」などいくつかのステップを経て立ち上がります。クライアントのプロジェクトを深く知るためには、クライアントや競合他社の置かれた現状や目標、リソース、顧客のニーズ、ビジネス環境の変化などそのプロジェクトの背景についての理解が欠かせません。
従ってまずは、プロジェクトが立ち上がるまで以下のようなの流れとなることを理解することが必要なのです。

  1. ① どのような「課題」を「解決」したいのか?
  2. ② どのような「戦略」を「遂行」しようとしているのか?
  3. ③ 「達成」すべき「目標」をどこに設定しているのか?
  4. ④ そもそも事業の「目的」はなにか?
  5. ⑤ 最後に、クライアントの「企業理念」は何か?

プロジェクト仮説

アスケイドでは、プロジェクトを要素の羅列で無味乾燥なドキュメントに記された単なる開発案件ではなく、クライアントがそのプロジェクトを立ち上げるまでの一連の流れ、つまり1つのストーリーとして捉えます。ストーリーは具体的でわかりやすく、開発メンバー間やクライアントとの間に共通のイメージという懸け橋を築く強力な手立てとなります。
また、柔軟性があることもストーリーの優れた特徴の1つです。ストーリーには環境の変化や学習の成果を反映して少しずつ内容が変わっていく余地があります。それゆえ、いわゆるアダプティブ(適応)型戦略と相性がよく、変化に対応して新しいことを学ぶスピードが競争力の源泉になる時代には特に有効となります。
加えて、特に複雑な状況を理解するためにもストーリーが有効です。ストーリーという形で状況を端的に表すことにより、込み入って、退屈で、理解不能だったりする現状についての言説を避け、ビジネスやシステムの枠組みを十分に理解できる姿として描き出すことができるのです。
さらにストーリーには、明確な「始まり」と「経緯」と「終わり」が描かれます。クライアントのプロジェクトも、過去と現在と未来を描き出す事業戦略をもとに計画されていると考えると、プロジェクト理解のためにストーリーはとても有効なツールとなるでしょう。ストーリーによってクライアントとアスケイドの双方で理解を深め合うことができるのです。

VCS を実現するための3つの力

アスケイドはVisionary Project を推進するために3つの力が必要だと考えています。
対話を通じて、クライアントの抱える問題や課題の本質を洞察し、
プロジェクトの目標達成や目的実現までの道程であるプロジェクト仮説をともに作り上げる「共創力」
Visionary Projectは、前例がない、一点もの、などの特徴があります。
技術者としての素養はもちろん、属人的で替えのきかない資質である「職人力」
正解が見えない、見通しのきかない課題にも、あきらめずに取り組みやり遂げる「完遂力」

共創力 職人力 完遂力

アスケイドが支援する Visionary Project

アスケイドは、主に先行事例がなく、レファレンスが存在しないVisionary Project のソフトウェア・エンジニアリングを中心にクライアントの支援を行ってきました。それらのVisionary Project には2 つのタイプがあります。
1つのタイプは、クライアントが研究開発の成果やその他未利用の技術・経営資源などから新しい「次世代ビジネス」を創造するためにシステム開発や技術面から支援を行うもので、「ビジネスのシーズをつくるお手伝い」とも言えるものです。
もう一つのタイプは、研究シーズが他の研究や技術開発にどのように貢献できるのか、あるいは世の中にどのような成果を届け、波及効果を生むことができるのか、が必ずしも明確でないことも多い研究プロジェクトです。

次世代ビジネス型 新しいビジネス・技術を作り上げてゆくプロジェクト
研究開発型 研究シーズが、どのようにビジネスや社会に貢献できるのか、まだ明確でないプロジェクトのシステム構築
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